TOKYO PRO Marketをお勧めする理由

株式の流動性がないとは

「TOKYO PRO Marketは、株式の流動性がないから上場しても意味がない。」
「TOKYO PRO Marketは、昔の店頭登録銘柄と一緒だ。」
というような言葉を、市場関係や上場を支援している方々からよく言われます。
株式の流動性がないという事はTOKYO PRO Marketの特性として事実です。
しかしこれは、デメリットなのでしょうか
株式の流動性がないという事は、上場時の株主構成が上場後も維持することができるという事です。
TOKYO PRO Marketでは、上場基準として株主の人数の制限がありませんのでオーナー1人で100%株式を保有している状況で上場することも可能です。
これは大きなメリットではないでしょうか

なぜ株式流動性がないのか

それは、市場の参加者がプロ投資家に限定されており、一般の投資家が参加することができないからです。

TOKYO PRO Marketのコンセプトとして東証では、以下のように記載しています。

“日本やアジアにおける成長力のある企業に新たな資金調達の場と他市場にはないメリットを提供すること、国内外のプロ投資家に新たな投資機会を提供すること、日本の金融市場の活性化ならびに国際化を図ることを目的とし”

日本取引所グループ「TOKYO PRO Market概要」より引用

一般の投資家とプロ投資家では投資に対する理解や経験、情報収集能力など大きな格差があります。そのため、一般の投資家も参加する市場においては、一般の投資家を基準として、情報の開示ルールを定める必要があります。
一方、プロ投資家のみが参加するTOKYO PRO Marketでは、開示の基準を低くし、かつ投資リスクの高い、スタートアップやベンチャー企業も投資の対象として上場させることができるのです。

上位市場への第一歩

現在、マザーズやJASDAQの上場基準や上場後の開示の基準は非常に高く、上場までに最低でも3年以上5年7年とかかる企業もあります。
上場までのハードルが非常に高く、その前段階の成長企業の受け皿という市場上がりませんでした。
そこで、市場の参加者をプロ投資家に限定することで、上場基準を緩和する事やJ-Adviser 制度を採用するなどをして、より多くの企業に上場の場を提供するものです。

いわば、マザーズやJASDAQやその後の東証1部、2部へのステップアップの第1歩として
まずは、上場して東証の仲間入りを果たし、その後成長し、次の市場を目指していく
という事ができる唯一の市場といえます。

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