役員任期の見直しと定款改訂で実現したスムーズな登記対応
🔷 ご相談の概要
法人支援事業を行う企業様より、クライアント先である会社における役員交代登記についてご相談を受けました。具体的には、代表取締役の交代および取締役の変更に関する登記手続きを希望されており、あわせて定款の内容が現状と合致していない可能性があることが確認されました。🔷 ご依頼内容
- 代表取締役および取締役の変更登記手続き
- 取締役の任期延長(2年から10年)に関する定款変更と株主総会議事録の作成
- 現行実態に合った定款の改訂
- 登記完了後の履歴事項証明書の提供
- 任期変更に関する過去の株主総会議事録の作成支援
🔷 対応の流れ
時期 | 内容 |
---|---|
ご依頼直後 | 役員交代の登記依頼を受領。就任者情報・株主構成の共有を受ける。 |
初期対応段階 | 定款と任期の確認。任期延長と定款改訂を提案し、了承を得る。 |
準備段階 | 任期変更と役員変更の株主総会議事録、定款変更案のドラフト作成・送付。役員構成の再確認と修正。 |
書類整備段階 | 書類一式(臨時総会議事録、定款)をクライアントへ送付。 |
登記直前 | 一部取締役の辞任届が未提出のため、当該取締役は辞任せずに登記進行。 |
手続完了後 | 登記完了。履歴事項証明書をPDFにて送付。 |
🔷 成果と支援ポイント
- 取締役任期の延長と同時に登記を行うことで、登記回数を1回に抑え、手続きの簡素化とコスト削減を実現。
- 定款の実態に即した改訂を実施し、今後の法務手続きの適正性を確保。
- クライアントの意図を丁寧にヒアリングし、柔軟な対応を通じて正確かつスムーズな手続きを実施。
- 書類不備(辞任届未提出)についても、実情に応じた判断で柔軟に対応。